心のあり方を反省し、悩みの実態を知る

生きている以上嫌なことは毎日ある。
そして嫌なことでも、それが続くとエネルギーがなくなるから自信をなくす。

その集積で病気になることもある。その嫌なことを心の中で整理する。
本当にできないこと、できないと思い込んでいることがある。
それをキチンと整理することである。
心のあり方を反省し、悩みの実態を知ることである。

それを分けられれば、できることはする。できないことには固執しない。
部屋を整理するとき、どうするであろうか。

タンスにしまうもの、棚の上に置くもの等々、それぞれの場所に置いていく。
悩んでいることも、それぞれのあるべき場所に置くとことが安心への近道である。

心を整理すると「これは大騒ぎすることではない」「これは生き死にに関係ない」と
思えることがある。心の中を整理しないと、どういうことで大騒ぎすることになる。

「この人は自分を嫌っているな」と思う。
この人との関係は?と考える。昔からの知り合いか、たまたま先日知り合った人か、
誠実な人か不誠実な人か。

それならそれとして対応する。そうすると別にこの人に嫌われても、明日の食べ物が
なくなるわけでもないと思えることもある。

そう心の整理ができると、自分が八方美人だから悩んでいるだけだなどと自分を
理解できるかもしれない。