人生を寂しく生きる人は人任せで生きている
金銭問題に限らず、問題が起きると、それを解決してくれる人を探す人がいる。
起きた問題をまず自分で解決しようとしない人は多い。
誰かに自分の問題を解決してもらおうとするときには、自尊の感情を失っている。
人に頼っている。頼む人に依存している。
そして解決してもらっていると感じている時には、その人に気が引ける。迎合する。
だから自分が不確かである。
サラ金からお金を借りて追い詰められているときに、親戚の人に解決してもらう人を
考えれば分かる。
人に解決してもらおうとしている人は、問題を表面で解決してもらおうとしている。
ただ誰かにお金を借りようとしている。そしてそういう時に「もう借金はこれだけだな」
と周囲の人が確かめる。「そうです」と言う。しかし必ずその他にもあるという。
その場だけで解決しようとしているのである。
問題には原因と結果がある。人に解決してもらおうとしている人は、
結果だけを考えているのである。原因が自分にあればまた同じことが起きる。
表面上は解決しても問題の本質は解決していないからである。
そういう依存心の強い人は原因を追究していない。だからまた問題は出る。
そしていつも怯えている。
自分の内面を追及するとことが真の問題解決なのである。
原因が分かれば本質的に問題を解決できる。だから自由になれる。
自由になったときに初めて人と対等な関係が結べる。
そして自分に誇りと自信を持って生きられる。