話しやすい親の下で成長した人は自信のある大人へ成長する
子供から見て話しやすい親になるということは大切である。
子供がいじめで苦しんでいる時に、「何で言ってくれないのだ」という言い方がされる時がある。
それは話せる雰囲気ではなかったということである。
話しにくい親が何度も、「何で言ってくれないのだ」と子供を責める。
こういう親を持った子供は二重、三重に苦しめられる。
学校から帰って来た子供に、「今日、学校で何があったの?」と
聞かなくても、子供の好きなおやつでも出して側で家事でもしていれば、子供は自然と話をする。
子供の話を聞くということは、子供が話しやすい雰囲気をつくるということである。
それは一言で言って、「家庭が子供に安らぎを与える場所になる」ことである。
そう考えると、子供が本心を言った時には、親は腹が立っても許して
あげることである。本心で言うことが真実なのだから。
ある子は兄弟ゲンカを禁止されて、誰ともケンカをしないでいるうちに、
誰とも心が通じ合わなくなってしまった。
良い子の特徴の一つは、他人とコミュニケーションができなくなっているということである。
良い子は本心を言わなくなってから久しい。
だからどうしても良い子は人とのつながりが薄い。
そこで問題を起こすのである。