自分が成功に値しないことを知っている

神経症的競争をする人は、仲間を応援した方が自分の得になってもそれができない。
他人が競争相手になるまでは、相手を褒めても、競争相手になったとたんに態度を変える。

神経症的競争をする人にも、もちろん自分の成功は大切である。
しかし彼らは成功することは怖い。

妬まれるからであり、その能力に自信がないからである。
そうなると残された道は他人の足を引っ張ることしかない。

要するに他人の足を引っ張ることが仕事になる。

神経症的競争をする人が失敗を恐れると同時に、成功を恐れるのは何故か?
それは彼らが自分が生きる土壌を築いていなくて、早く花を咲かそうとするからである。

花は咲いたけれど、茎がひょろひょろしているようなものである。
だから自信がない。実際の自分が成功に値しないことを知っている。

気がついたら成功しているという人がいる。そういう人はもちろん成功を恐れない。

自分が成功したと気がついていない時には成功は怖くない。
復讐心を動機として努力し、成功したと思った時が成功の恐怖の時である。

健康な人は「俺は健康だ」とは言わない。人が「健康ですね」と言う。
そして気づいてみて「あー、そうか、俺は健康だ」と思うだけである。

不健康な人がお金をかけて健康になろうとする。
健康飲料をたくさん飲んだから健康であると思う。

とすると、お金がなければ不安になる。
そして自分が無理して健康になっているのに、人が簡単に健康になれば面白くない。