自分の価値を他人の評価に頼る心の姿勢

自分の価値を他人からの評価に依存すればするほど、傷つくことが多くなる。
人が言った何気ない一言で、心が深く傷つくことがある。

人の言った、些細な一言で怒りを感じる。相手のちょっとした態度で不愉快になる。
そのように怒りを感じたり、不愉快になるのは、その言葉で自分の価値が否定されたと
感じるからである。そして怒りから相手を責める。

その怒りが直接表現されない時には、内にこもって不愉快になる。
さらに進んで憂うつになる。

そして憂うつになった原因は、相手だと思う。
しかし不愉快になった本当の原因は、相手の態度や言葉ではなく、自分の心の中にある。
つまり、自分の価値を他人の評価に頼る、心の姿勢である。

その心の姿勢こそ日々の不愉快の本当の原因なのだが、それに気がつかない。