信じる人がいるからエネルギーが湧いてくる

何が人をダメにするのか？
ひと口に言うと、信じる人がいないことである。

忍耐力とか生きるエネルギーで大切なのは信じる人がいることである。
だから幸運を求めるなら、まず自分が信じられる人を探すことである。

もし信じられる人を見つけられないなら、自分が信じる能力をつけることである。

ただ闇雲に成功を求めても成功できるものでもない。
信じる人がいて、はじめて人は幸せにもなれるし、チャンスも来る。

毎日することもなく、ぶらぶらしている者に向かって
「成功に向かって頑張れ」と励ましても効果はない。

そんな励ましの言葉で、無気力な者が努力を始めることはない。
「成功に向かって頑張れ」と励ます人を、その人は信じていないからである。

また、毎日そうして仲間と過ごしている者が、ある本を読んで
自分も頑張ろうと思っても、日々の生活はそう簡単には変わらない。

大切なのは仲間である。
仲間がその日その日を自堕落に生きているかぎり、
自分一人がハリのある生活を望んでも無理である。

ハリのある生活を望むならまず仲間を変えることである。
今の生活に満足していないで、生きがいのある人生を求めるなら、
何よりも今現在の人間関係を変えることである。

今の人間関係を変えないで、自分の人生を変えることは無理である。
逆境に打ち克つ力は、信じる人との関係で生まれてくる。

親しい人がいるから逆境に打ち克つエネルギーが湧いてくる。
無気力になってしまったのは、親しい人がいないからである。
人の愛を知らないからである。