ただ責めるだけでは部下はダメになる
指導で大切なのは、「これが」できなければ「これを」やってみたらと
提案することである。
提案をしないで「何でできないんだ」と責めるから部下はダメになる。
部下は「これができない」と言う。
「こういう風にできないか」と別のアイデアを出してあげる。それが上司。
「あの会社にセールスしても我が社の製品は売れない」と部下が言う。
「その会社のイメージを書いてごらん」と提案してみる。
そしてその会社について色々なことを聞く。
その会社のどこの入口から入っていった?会社のどこに注意を払って入っていった?
部下はアポイントの仕方から間違っていたかもしれない。
何日前にアポイントを取ったか?どのような資料を持って説明に行ったか?
どのような資料を持って説明に行ったか?
一回目でダメ。一回目で契約が取れるなら誰にでも取れる。
一回目はパイプをつくることが目的だから、取れなくても良い。
二回目でパイプが太くなる。だから二回目でダメでも良い。
部下が「あの会社に行きたくありません」と言う。
「なぜ行きたくないか」を書かせる。
少し書いたら「もっと、もっと」と詳しく書いてもらう。
そうするとその会社の人が見えてくる。
こうしてあの会社に行く目的をつくってあげる。
目的があれば行くものである。