自分に都合良く事態を解釈している
優柔不断とはいいことだけ選んで嫌なことは
避けようとする心理状態である。無責任なのである。
離婚しようとする。でも子供と別れるのは嫌。これでは何も実行できない。
遺産相続で兄弟と喧嘩をするのは嫌。
でも財産は欲しい。これでは煮え切らない態度になる。
優柔不断とは心の迷いを表現している。
物事を解決するのに傷つかずに解決しようとしている。
解決はしたいけど傷つくのは嫌だという態度である。
優柔不断は神経症の態度の特徴の一つであるという。
どっちに転んでも辛いことはある。
その辛いことを避けようとするからどっちつかずの態度になる。
優柔不断な人は考え方が甘えている。
辛いことを避けて何とかなるのではないかと期待する。
ここらへんで他人が折れてくれるだろうとか、あまりにも
自分に都合よく物事を考え過ぎる。
自分が責任ある行動を取らないだけ、それだけ自分の行動が
他人に負担になっていることが理解できない。
優柔不断な人は自分がどのくらい厳しい局面に
立たされているかということが理解できない。
他人が譲ってくれる、他人が我慢してくれる。
その様に時自分に都合良く事態を解釈する。
解決すべき困難な状況のときに甘えている人間は、
ただ騒いでいるだけで解決のためにはならない行動が多すぎる。
それは自分が解決するための努力をしているふりをしていれば
そのうち解決するだろうという甘い期待があるからである。