苦境に立たされても優しい気持ちを持って生きていけるようになる

誰もが現実の世の中で生きている。従って理想の環境で成長してきた人はいない。
情緒的成熟が望ましいと言っても、現実には難しい。
そこで色々な失敗をする。それは仕方ない。

死ぬまで窮地に立たされないで生きていくことはできない。
誰でも窮地には立たされる。

ただたくましく生きていく人は、その窮地に立たされたことから学んだ。
弱い人は失敗から学ばない。

例えば何故、自分は人よりも窮地に立たされることが多いのかと考える。
そして、誰も自分に現実を教えてくれなかった、と分かるかも知れない。

学歴はあるけれども教育を受けてこなかったと分かるかもしれない。
教育で大切なのは困難に際して取り乱さないような人間にするということである。

確かに弱い人には、原点で親子関係の信頼感がない。それは不運である。
普通の人が親から教えてもらうことを教えてもらっていない。

その点に気がつけば、それが自分の弱点なのだから、これからそれを
直していけばいい。それが生きるということである。

今たくましく生きている人は、この現実の世の中で、たくましくなったのである。
苦境に立たされても優しい気持ちを持って生きていけるようになったのである。