たくましくならなければならない
幼い頃から質の悪い人の餌食になってきた従順な良い子と
幼い頃から弱い者を餌食にして生きてきた質の悪い人では、
大人になった時には勝負にならない。
従順な良い子はいつも怯えている。具体的に何か危害を受けなくても怯えている。
その弱さにずるい人は敏感である。しかもずるい人というのはずうずうしい。
ふてぶてしい搾取タイプの人にかかったら、従順な良い子で育ってきた人は、
骨までしゃぶられる。
それが過労死する人であり、自殺する人であり、うつ病になる人であり、
燃え尽きる人である。
質の悪い人について良いの悪いのと言ってみてもしょうがない。
現実の世の中には、弱い人を食い物にして生きようとする人が居るのである。
ふてぶてしい搾取タイプの人がいる。その人に文句を言ってみても、
彼等がこの世の中からいなくなるわけではない。
もし怒りをぶつけて彼等がいなくなるなら、文句を言って騒げばいい。
現にあなたが弱い人間なら、あなたを狙って骨までしゃぶろうとする人がいる。
人を苛めるだけで生涯を終わる人もいる。
人を苛めるためだけに生まれてきたとしか思えないような質の悪い人が
ウヨウヨいるのが現実の世の中である。
だからこの世の中で生き延びようとするならたくましい人になる
以外に方法はない。
法律も公的機関も、誰も従順に生きてきた弱い人を助けてくれない。
助けてくれるのは親しい人である。
しかしやさしくて弱いあなたと親しくなるのは、あなたと同じように
やさしくて弱い人である。だいたい助ける力はない。
あなたがもし、とんでもない人と関わりあって、痛めつけられたら、
これこそまたとない自分を鍛える絶好のチャンスなのである。
そこでたくましくならなければならない。