小さなことの積み重ねで人は幸せになる

今日一日を最後でよいと思って生きる。
この幸せを続かせようとすれば悩みになる。恋愛も同じである。

今日一日を精一杯生きる。それが結果として続く。
今日一日があればいい。この幸せをいつまでもと思うと悩みになる。
明日は考えない。

お金を貯めようという気持ちと同じ姿勢で生きると、心理的におかしくなる。
今日を精一杯、生きることは、お金を貯めようという姿勢とは違う。

今日一日幸せに生きられた自分。幸せになれるように生きた自分。
うつ病になるような人は、その自分を誇りに感じることがない。

今が大切ということは、今の小さなこと、こんな小さなこと、それを続けることである。
それを続けると、将来にこんなことがありますと思っている人は、今の小さなことを続ける。

積み重ねが、信じられるものを生む。
例えば、毎日神様を拝む人は、拝むから神様を信じるのである。

神様を拝むという行動が信じる気持ちを生み出す。行動そのものが、感情を作っていくのである。
信じるまで拝まないのでは、いつまでも信じられない。そしていつも悩んでいる人は誰も信じていない。

まず信じる行動をしてみる。そこから出発する。小さなことの積み重ねで人は幸せになる。

うつ病から回復するためには、小さな満足を積み上げていく。
人はよくマイナス思考の人を責めるが、マイナス思考は隠された怒りの間接的表現である。

心の底に怒りを溜め込んでいながら、プラス思考になれといっても無理である。
怒りを受けてくれる人がいると、そこでエネルギーが生まれる。