自分に嘘をついている

親しい人がいたり、周囲の人に受け入れられて、安心感のある人は自分に嘘をつく必要がない。
失敗の原因が自分であること、あるいは失敗そのものを認められない人は、人の悪口を言う。
人を誉めない。こういう人は嫌われる。

素直な人は、人を誉める。自分の力不足や失敗を認める。
すると周りの人は、素直な人の方を好きになる。
自分の力不足や失敗を認めない人は、人を認めない。

自分の書いた文章を下手と認めない子供がいた。
自分ではすごい文章を書いていると思う。それなのに批判される。

そこで憎しみを持つ。憎しみを持っていたら、批判を受け入れられない。
すると親も、その子供の書いた文章の良くないことを注意しなくなる。

人の批判を受け入れない。そうなると周囲の人は、その人に本音を言わない。
最後は、そういう人達ばかりが集まって劣等感を絆に集団をつくる。

ある子供は、テストの成績が返ってきたとき、母親に次のように言った。
「お母さん、僕この問題はできなかったけど、こっちは一生懸命頑張ったんだよ」

この子供のすごいところは、自分の間違いを認めているところである。
こういう子供は伸びる。