しかし、なかなか変わらない

人は一度腐ったリンゴを食べると、その腐った味がリンゴの味と思う。
人は最初の体験で物事を解釈しがちである。最初の体験に固執する傾向である。

つまり最初の体験が心にしみつく。そして次の体験の解釈はねじ曲げられる。
その人の認識の仕方によって、その人のそれからの人生が影響されるのだが、
その元になっている認識のされ方が極めていい加減なのである。

その人のそれまでの人生によって物事の認識の仕方は違ってくる。
それで同じ事実が人によって違って認識される。
それぞれ人は違った過去を背負っている。

視点を変える必要があるが、なかなか変わらない。
難しいから変わるように努めなければならない。