「私はどうだっていい」
「私はどうだっていいの」と言う人は決して「どうだってよくない」
本当にどうだっていいのなら「私はどうだっていいの」とは言わない。
「私はどうだっていいの」と言うときには、その人は決して相手の自由は許さない。
「私はどうだっていいの」という言葉に隠されたメッセージは、
「私の期待通りにしろ」である。
「私はどっちでもいいんですが、皆さんが、、」と言うときには、そう言っている人が
「どっちでもよくない」
そして皆さんの方が「どっちでもいい」というときが多い。
母親が「私はどうだっていい。あなたが幸せになるかどうかを考えている」と
子供に言ったときに、子供が「じゃあ、勉強やめます」と言えば、母親はパニックになる。
父親が「俺はどうだっていいんだ。お前のことを考えているんだ」と子供に言ったときには
父親は子供のことを考えていない。自分の幸せを考えている。