イライラするのは心の土台の問題である

自分が不幸なときに、不幸な心ということをあまり考えない。
しかしほとんどの不幸な人は、心が不幸なのである。

離婚をして長く苦しんでいる人がいる。
離婚後いつまでも不幸な人は、視野の狭い人である。

離婚をしていつまでも不幸な人は、結婚生活を続けていても不幸なのである。
つまり結婚していても不幸だし、離婚しても不幸である。
不幸な心が変わらないかぎり、結婚していようが、
離婚しようが不幸であることには変わりない。

さらに離婚して不幸な人は、再婚しても不幸である。
再婚後幸せになった人は、離婚後、心が変わったのである。

離婚後に何があったかは別にして、心が変わったから幸せになれている。
イライラするのは、心の外側で今起きていることにイライラしているのではない。

外で起きていることを通して、もともとイライラしている心の中が
刺激されているだけである。

イライラするのは、その人の心の土台の問題である。
心の土台が憎しみであるかぎり、イライラは免れない。

イライラは、心の不満が今経験していることを通して
表現されてきたに過ぎない。