小さい仲間の中で世間に虚勢を張る
お金がないことで見下げられた。
見下げた人の満たされない心が見えないから、張り合った。
そこで、「お金なんてくだらない」と言い張った。
本当はお金が欲しかった。
その自分の本当の気持ちを否定することにエネルギーを使った。
だから、何もしないのに消耗した。
そして燃え尽きた。
もし、「いいな、お前はお金があって」と言えれば、
その人はそこで大きく成長したのである。
そこが竹の節目で大きく上に伸びた。
周囲の人はその人に安らぎを感じた。
周囲の人はその人が好きになる。
「オレはお金がないんだよ」と認めれば、その人の周りには
質のいい人が集まった。
金のあることを誇示している人の周りには、質の悪い人が集まる。
十年後には、その差は歴然とする。
ないことを認めた人の周りには、笑いがある。
見下げた人の周りには、憎しみが渦巻いている。
なぜ、あなたは自分を隠すのか?
それは、周囲の人があなたを認めてくれないから。
あまりにもたくさん隠すことが多い人は、自分を認めてくれない人に
囲まれている。
あなたが、「こうでなければ認められない」ということに執着して
自分を隠しているときには、同じように執着する人が周りにいる。
全部があなたと同じ種類の人。
みんな、心が満たされていない。