勤めた会社は味方にするものであって敵にするものではない
どんな会社に勤めても、誰もが何度かは「辞めたい」と
思ったことがあるだろう。
その時に、喧嘩別れをするのはいけない。
会社がどうであっても、仕事をするうえで大切なのは、
「ひたむきさ」「誠実さ」「奥深さ」である。
「ひたむき」で「誠実」な仕事ぶりであれば、
会社を辞めても評価は残る。
また、「奥深さ」があれば、おもしろい人、魅力的な人として
生涯ずっと付き合っていきたい存在になる。
これは、同僚であっても、上司であっても同じこと。
自分が勤めた会社は自分の味方にするものであって、
敵にするものではない。
あなたが「ひたむき」で「誠実」であれば、辞めた会社の人とも
良好な関係が続いていくはずである。
すると、良好な関係なら辞める必要はないじゃないか、と思う人も出てくる。
そういう時は、仕事がつまらないとか、合っていないと思っても、
会社を辞めずに仕事を続ければいい。
それは、人間関係の結果にすぎなかったということに気づいた結果である。
「仕事がつまらない」とか「自分に合っていない」というのは、
仕事の問題ではなく、人間関係の問題。
「ひたむきさ」「誠実さ」「奥深さ」があれば、
同僚とも上司とも良好な関係になる。