子供の気持ちに共感し、子供を助ける

思うようにいかない時に、「もうダメよ」と親から言われていたら、
たいていの子供は落ち込む。普通の子供は、そのような時には頑張る気にはならないだろう。

普通なら落ち込んでしまう状況の下でも頑張る気になるのは、「大丈夫よ」と
信じている親から励まされる子供である。

そしてそういう親は子供と一緒に夢を語り、喜んだり残念がったりする。
そこで子供は安心し、もう一度意欲的に物事に取り組む気になる。

そう言われて先に行ってみたらうまくいった。
そうした経験が積み重なれば、その子の逆境で頑張る力は強くなるであろう。
人はよいことがある先を見れば、立ち上がれる。

そうして子供は困った時に踏ん張る力をつける。それが親のサポートである。
しかし愛する能力のない親はコントロールをサポートと勘違いする。

サポートとは子供の気持ちに共感し、子供を助けることである。
サポートとは子供に対する愛情を表現することである。

コントロールは子供に対する不安と苛立ちの表現である。
子供を支配することで心の葛藤を解決しようとすることである。