「相手の身になって理解する」by 女を尊敬できる男

小人はとかく自分のしていることを大きくみせたがる。
それほど大した仕事もしていないにも関わらず、
いかにも難しいことをしている風を装う。

 

仕事に専念せざるをえない状況に置かれていることを
説明して家庭のことは妻に任せるという。
会社での仕事も神経をすり減らす重労働ではある。
しかし、家事もそれに劣らず重労働であることを
認識しておく必要がある。

 

それに家事の仕事は単純である。
同じ作業を毎日繰り返し、孤独な環境の中で
外からの刺激が少なく、退屈な仕事である。
精神面における「重労働性」を理解しておく必要がある。

簡単な家事の一つや二つは習慣にしてしまえば
苦も無くできる。
例えば食器を洗ったり整理したりするのは、格好の
気分転換にもなる。後始末という作業なので、
下働きの度合いが強い。主婦の作業自体の軽減に
なるだけでなく、家事の苦労に報い、感謝の念を
表明するかたちになるので、精神的な支援という
結果にもなる。

 

黙っていても態度や行動で示された時は、
心から心へのコミュニケーションがなされる。
大きく広い愛で包み込むようにして感謝の気持ちを
伝える結果になる。

最も効果的なコミュニケーションは、口を使ってでは
なく、相手のために何かをすることによって達成できる。