自分を磨く姿勢がない
心理的に幼い子供が親を憎む。
「自分がわがままになったのは、親のせいだ」と十年間言い続ければ、本当にそう思えてくる。
はじめは自分の責任を逃れるために言っていると心の底で
意識していたとしても、いつしか本当にそう信じ込んでしまう。
人はどんなときに憎しみの感情にとらわれるか?
それは自分が不幸なときである。自分が落ち込んでいるときである。
あるいは欲求不満なとき、物事が思うように進んでいないときである。
親子関係や夫婦関係など、基本的な人間関係が上手くいっていないときである。
欲求不満な人にとっては、他人の欠点とかは傷ついた心の癒しになる。
もちろん本質的に癒されるわけではなく、偽りの癒しである。
毎日、欲求不満で攻撃的になっている人がいる。来る日も来る日も人の悪口を言っている。
相手をやっつけることばかり考えている。そうして人の心は地獄で生きている。
欲求不満になればどうしても攻撃的になる。相手の悪口を言いたくなる。
相手の幸せが許せなくなる。幸せな人を妬む。こうした人々は、自分を磨く姿勢がない。
人は復讐的に行動すればするほど、ますます相手を許せなくなる。
憎しみに基づく行動は、憎しみを増すだけである。
嫌がらせをすればするほど、心は相手にとらわれていく。
いよいよ相手を困らせることが喜びになる。
しかし、復讐的に行動すれば、相手にわずかに残っている
あなたに対する好意さえ失ってしまう。