自分から出た悪口は自分に返ってくる

人の悪口ばかり言っている人がいる。会ってから別れるまでずっと悪口を言っている。
その人に何か仕事の上で幸運が訪れることを想像できるだろうか。

悪口を言うと悪口を言う人が側に来る。悪口を言う人が悪口を言う人のところに行く。
類は友を呼ぶ。そして悪口を言っている顔は美しくない。輝いていない。
言っているときには愉快かもしれないが、後味は悪い。

仲間が悪口を言う集団であると、その顔で仲間外の人に会う。
その顔は悪口を言う仲間には通用するが、悪口を言わないで自分で努力する人には通用しない。

広い人間関係は出来ない。楽しい人間関係は作れない。これが運が逃げていくことなのである。
やがて悪口を言うことが、その人の生き方になってしまう。

自分が悪口を言うことで悪口を言う人を自分の周囲に集める。
そしてそのことが幸福や、楽しさや運が逃げていく原因を作る。

自分が変わり、相手が変われば、当然運も変わる。
暗くひねくれている人のところに幸運が訪れないことは誰でも想像がつくであろう。

自分が変わり、相手が変われば、二人の関係は冷たいものから温かいものに変わる。
本当に温かいところには人が集まる。そしてそのようなところには幸運も訪れようとする。

人の幸運を妬んでいるうちは自分のところには幸運は回ってこない。
人の幸運を喜ぶようになれば、自分のところにも幸運は回ってくるようになる。