「正義」や「正論」を振りかざす
うつ傾向の強い人は、自然に湧き出る感情にまでいちいち理由を付けたがる。
気が弱いから、自分の感情に理由をつけないと表現できない。
うつの人の訴える「正義」や「正論」は怒りや憎しみの感情を表現している。
相手が自分の意に沿わない言動をすると自分勝手だ、わがままだと
批判する。批判することで自分が正しい考えだと主張する。
自分は正義の人だ、自分の考えは正論だと言う。
自分は無条件に愛されるものだと信じて疑わないうつ病者は、
思い通りにならない時に「死にたい」と脅し文句を使う。
その言葉に周囲の人は戸惑う。
うつの人が言う「死にたい」は「私のことを分かってよ」と言う
言葉に置き換えて聴いてあげれば良い。
うつの人の心の底は不安と憎しみで渦巻いている。