心が汚れていれば自然に感動しない

青い空を見た。鳥の声を聞いた。何もしないで座っていた。風が気持ちよかった。
そういうことに生命力の豊かな人は興奮する。心が汚れていては感動しない。

これはお金に替えられないと思う。生命力の豊かな人は、雨の音にも感激する。
「今日は凄く幸せに感じる」

花を買って感激する。
これが、有効にお金を使うということと感激する。

そして、お金って、貯めるものではないんだと思う。
散りゆく落葉。秋は絵になってよいなと感動する。生産的構えの人である。

しかし生きることに疲れて、生命力の低下した人は、同じ体験をしていても何も感じない。

思考能力や感じる能力が疲れている。
心が萎えているから、疲れて何もかも嫌になったと思う。
それなのに何かに追われている感じを持っている。何かに焦っている。

欲張りだから、今しなければと思っている。
会社の業績、自分の出世に直接つながらないことをどれだけしたか?

それが明日につながる。