自分でも気がつかない憎しみの感情がたまっている
生きることに疲れたあなたは、あなたの心の底にたまった無念の気持ちの
凄さに気がついていない。心の底にたまった悔しさの量に気がついていない。
生きることに疲れたあなたは、憎しみや敵意があることを自覚することである。
「私はあなた達が嫌いだ」という自分の感情を認めることである。
幸せになる第一歩は自覚である。現実を認めることである。まず自覚が先である。
あなたが思っているよりはるかにあなたは人を恨んでいる。
それをあなたは我慢してきた。だからあなたは生きるのに疲れたのである。
あなたが思っているよりもあなたの心の底には、憎しみの感情がたまっている。
おそらくどのくらい人を恨んでいるかに気がついた時には、あなた自身が驚く。
あなたはその自分の憎しみのもの凄さに圧倒されるであろう。
そのくらいあなたは日々我慢をしてきた。
だからあなたは生きることに疲れたのである。
そこまで自分を欺けば生命力の豊かな人にはならない。
そこまで無理をして我慢すれば生命力の豊かな人にはならない。
あなたは自分の目的の実現のために頑張ったのではない。
人に気に入られようと自分を欺いて頑張ったのである。
あなたは幼児的願望が満たされていないのに立派な人を演じて生きてきた。
しかし、あなたが気がついていないうちに毎日毎日少しずつあなたは自分を傷つけていたのである。
あなたは会社に行って周囲にいい顔をするのがイヤなのに、イヤと
意識もせずに毎日会社に行っていい顔をしていた。毎日のことなので、
意識はされていないが、確実に心は日々傷ついていた。
あなたは毎日自分の生命力が少しずつ落ちているのに気がつかなかった。
そしてある時に、もう会社に行くのがイヤになる。家に帰るのがイヤになる。何をするのもイヤになる。
毎日の自らを欺いた生活の結果である。
だからせめて今日は、自分のためだけの一日を実行してみよう。
心の疲れは、昨日起きた出来事が原因ではないのだから、じっと時期の通り過ぎるのを待ってみよう。
こうして休む時期も私の人生には必要なのだと自分に言い聞かせて。