カウンセリング

遠くから見守ることも愛

2019.03.08

近づきすぎて傷つけ合う

相手と適切な距離をとれる人は、素直な人である。
素直な人は、その時その時で相手を見ている。
その状況で相手を判断する。

そして、例えばこの人は今は一人でいたがっていると観察できる。
そして、今はほうっておいてあげるのがいいと判断し、それを選択できる。

どういう行動をとるか選択できる。
しかし神経症者はそれができない。

ほうっておけるということが、相手との間に適切な距離をとれるということである。
神経症的な人は近づくことを愛と思っている。
だから何をしても許されると錯覚する。

そこで傷つけ合ってしまう。
遠くから見守ることも愛なのである。

心理的な問題を解決する最も安易な方法は、たいてい他人を巻き込むことである。
そこで心理的に問題を抱える人は、他人との間に適切な距離がとれない。

相手と適切な距離をとれない人は、相手を見ていない。
相手がどういう人か、相手が何を望んでいるかを観察できれば、
近づきすぎることはない。

相手を見ていないから、単に近づくことが愛だと思っている。
親だから、子供だから、兄弟姉妹だから、夫婦だからというだけで
近づくことが愛ではない。

自分の心の葛藤を相手との関係で解決しようとしているから、
適切な距離をとれないのである。

相手の自分に対する態度で自分の心の葛藤を解決しようとしているから
近づきすぎて嫌われるのである。

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