心理的に負けているとき暴力に訴える

夫に暴力を振るわれると、自分が悪いからだと思いがちな妻がいるが、
男が腕力を示すのは、妻を恐れているからである。
あるいは傷つけられたからである。

自分の言いたいことをきちんと言えて、満足している人は
暴力を振るわないだろう。

心理的に妻に負けている夫が、自分の欲求不満をどうすることも
できなくなって、暴力に訴えるのである。

あるいは奥さんの正当な怒りを耐えられなくなって、暴力を
振るうのである。

それまで溜まっていた怒りを爆発させるのである。
心が通じ合っている限り、夫は暴力を振るわない。

自分が傷ついた時、それを相手に伝えることが大切だが、
相手が怒った時は、どこに相手の傷があるかを知る努力をすることである。

相手が怒ったことで、ただびっくりしたり、不満になったり、
罪の意識を持ったりしても何の意味もない。

大切なのは、相手の傷口がどこにあるかを知ることである。
相手が怒った時こそ、相手を理解できるまたとない機会である。

なにもかもぶちまけるように、全ての対立する話題を
喧嘩に含めないことが大切である。

相手が何でもかんでも怒りをぶつけてきた時は、相手を理解する
機会と捉えることである。