自分を取り巻く人間関係の悪さ

自分の人生は失敗の連続だったと劣等感を持ち、不幸な人がいる。
しかし違う。不幸な人が失敗しただけ。

失敗の連続によって不幸なのではない。
人からよく思われたい、人にいい印象を与えたいという依存欲求で不幸なのである。

さらに、ものを見る視点の数が少ないから不幸なだけである。価値観の歪みである。

人はそれぞれに幸せの道があるのだが、悩んでいる人は
自分の道が分からないのである。それは視野が狭いからである。

現実を受け入れていないということは、自分が何を求められているか分からないということである。

幸せになりたければ、自分は何を求められているかを知ることである。
そしてそれを受け入れることである。

受験に失敗して不幸な人は、受験に失敗したから不幸と思っている。
就職に失敗して不幸な人は、就職に失敗したから不幸と思っている。
結婚に失敗して不幸な人は、結婚に失敗したから不幸と思っている。

ほんとうの不幸の原因は、孤独であり家族への帰属意識が欠如していることであり、
自分を取り巻く人間関係が悪いことである。