困難に直面したときこそ力が試される
自分の失敗や、自分の力不足を認められない人がいる。
うすうす気がついてもなかなか認めない人がいる。
なぜだろうか?
うすうす気がついても認められないときには、もう前向きの
エネルギーがないときなのである。![]()
ナルシストは同じ失敗を繰り返す。
彼らは自己陶酔しているから、自分の失敗の原因を考えることができない。
彼らが、失敗するのは現実と接していないからである。
この事業を始めたのは失敗だった。
なぜ始めたか?
煽てられて断れなくて、つい身の程を知らずに事業を始めてしまったと認める。
失敗の原因は、煽てに弱い自分の劣等感だと気づいたときには、
その人はすでに失敗を乗り越えている。
あいつにお金を渡したのは失敗だった。
しかし、それは自分の自信のなさが原因だと気づいた。
断れない自分の弱さを認めたときには、すでに失敗を乗り越えている。
失敗の原因が自分にあると気づいたとき、その人はすでに
失敗を乗り越えている。![]()
失敗を乗り越えたときに、人は強くなっている。
しかし、「失敗したのはあいつがいたためだった」と思っているときには、
「あいつ」への憎しみに苦しむ。![]()
そういう人は、まだ失敗を乗り越えていない。
自分の自信のなさが原因で失敗したと気づかないで、ただもう失敗したくないと
思えば、新しい事業には手も足も出なくなってしまう。
そして、いよいよ失敗をものすごいことに考える。
失敗をして、なぜ、失敗をしたかを考えることは大切である。![]()
でも、考えるだけでは人生の意味は分からない。
体験しなければ、人生の意味は感じられない。
だから、何かをして失敗したあなたの人生は、意味のある人生なのである。
困難と取り組んでこそ、自分の力は試される。