何故いつも他人に不満なのか

自分の失敗で悩んで、人に迷惑な相談を平気でする人がいる。
そういう人は、他人の成功によって不幸になる人である。

そしてまた、自分が成功した時には、他人が自分の成功を
騒がなければ不満になる人である。手(パー)

自分の悩みに対して、他人は「それとオレと何の関係があるんだ!」と思う。
それが分かっている人は、自分は自分、他人は他人ということが分かっている。

だからまた他人の成功を見ても、それは他人の成功であって、
自分の価値とは関係ないと感じる。

そして、他人の失敗を見ても、それは他人の失敗であって、
自分の価値とは関係ないから、ホッとしたりはしない。exclamation

自分が悩んだ時に、その悩みを他人が共有しないと不満になるような人がいる。
幼い頃親に悩みを共有してもらえなかった人であろう。

だから、他人にそれを求めてしまう。
そういう人は、いつも他人と心理的に絡んで生きている人である。

いつも他人と心理的に絡んで生きているから、今度は他人の
成功失敗、幸福不幸に影響される。

悩んでいる人は、自分が失敗した時には、周囲の人が皆自分に
同情しなければ不当に扱われているように感じる。パンチ

小さい頃であれば、親が自分の失敗に同情しなかったら、
親の態度を不満に思ってもいいだろう。しかし大人になれば違う。

悩んでいる人は、今度は自分が成功すると、皆が自分の成功を
祝わなければ不当に扱われているように感じる。むかっ(怒り)

小さい頃だったら、親が自分の成功を祝ってくれなければ、
親の態度を不満に思ってもいいだろう。

しかし大人になって、全ての他人にそれを求めても無理である。
しかし親から無償の愛を得られなかった人は、それを他人に求めてしまう。
だからいつも他人に不満なのである。