人生に目標を失う時

人には生きていく上で、決断しなければならない時がある。
進学、就職、結婚、離婚、子育て。
様々な問題を自分自身の意志で決めなければいけないときが必ずやってくる。

その時に、自分の意志で決断できるか、できないかが
人生を希望あるものにするか、絶望の縁に追いやるかが決まる。

失敗してはいけないという気持ちが、強ければ強いほど決断力を鈍らせる。

失敗してはいけないという気持ちが、強ければ強いほど
その人の持つ能力を委縮させる。

親の意向や世間の目を気にして無難にやりすごそうとする。
自分の意志でない道を進んでも自信にはならない。

自分の意志でない道を進んでも粘りがない。

自分の意志で進んでいれば、その時は失敗だと思えることから
学習能力を身につけられる。そして自信にもなる。

成功するから自信になるのではなく、自分の意志で決断するから
自信になっていくのである。

自ら決断しなければいけない時に、その決断する能力が
欠如していれば、結果として人生に目標を失う。
生きていく自信までも失っていく。