目に見える今の結果を重んじる
エネルギッシュな人は、何かに努力して結果が期待外れでも、損したと思わない。
それを経費と考える。
エネルギッシュな人は、やった努力を無駄とは考えない。
成果の上がらなかった努力を、損したとは思わない。
その努力は、長い人生を考えれば無駄になっていないと感じている。
しかしうつ病になるような人は、その努力が、その場で成果を生み出すことに執着する。
エネルギーがないと、今日という日も、明日という日も、昨日という日も、意識できない。
ただひたすらに、この瞬間に成果が欲しい。それは努力の過程が楽しくないから。
関心と興味で動いている人は、すぐに成果を上げようとしない。
こういう成果が今欲しいというように欲張りでない。
うつ病になるような人は全てにおいて欲張りである。
うつ病者はリスクをとらない。やってみなければ分からないとは言わない。
関心と興味で動いていないから。
うつ病者は、やってみなければ分からないことを、ダメに決まっていると言う。
それは、激しい愛情欲求があるから。愛情飢餓感に苦しんでいるから。
彼らがよく使う、ダメに決まっているという表現は、自分にもっとよくしてくれない
周囲の人を責めているのである。
「できる訳ない、もうダメ」そう周囲に叫んでいるのである。
抑えられた怒りで消耗している。立ち上がる気力もない。