マイナスの感情を明らかにしていく

神経症的な人は、自分は人から愛されるに値しないと感じながらも、
愛されたいという強迫的な願望を持つ。

強いと思ってもらいたい、尊敬されたいという強迫的な願望を持つ。
男らしいと思ってもらいたい、女らしいと思ってもらいたいという
強迫的な願望を持つ。

人が何か強迫的な願望を持つ時、その背後には必ず何かマイナスの感情がある。
不安とか、無力感とか、劣等感とかである。

もし強迫性から逃れたいと思えば、その背後にあるマイナスの感情を
突き止めて、そんなものは何の根拠もないということを
自分に明らかにしていくことである。