心に恐怖感や心配のある時に悪口を言いやすい
弁解の多い人は悪口の多い人と同じで、付き合うのは止めた方がいい。
弁解は自分を守る言葉だから、弁解の多い人は実際には
自分が何もしていないことが多い。
その人の雄弁の前後の行動を見れば、口先だけの人だということが
分かるはずである。前にも後にも行動が伴っていない人は要注意である。
ただ、愚痴をこぼし合う親しい関係は別に悪くはない。
愚痴をこぼし合いながら何とか生きていくのが実際の人間である。
悪口を言っている時というのは、自分の日々の生活の内容が
ないときである。
悪口のひどい人は努力せずに偉くなりたい、努力せずに人に
チヤホヤされたいだけである。
人は悪口を言っていると自分が偉くなったように感じる。
悪口を言いたくなる時、言っている時というのは、
自分に目的や生きがいのない時と思ったらいい。
そのような時は、生活も怠惰で乱れている。
心に恐怖感や心配のある時に悪口を言いやすい。
自分が負けている人の悪口を言うことで、心の不満を解消しやすい。
相手を落すことで心を癒そうとする。
その人が誰の悪口を言うかで、その人が誰を気にしているかが分かる。
その人が誰に劣等感を持っているかが分かる。
美人の悪口をさんざん言っている女性は、自分が不美人であるという
コンプレックスに苦しんでいる。
「世の中なんてくだらない」と言っているのは、その人が
世の中に認められないというコンプレックスがあることを表している。