社会人になっても自分探しの旅は続く
自分探しは若い頃の話ではない。
就職してからも自分探しの旅は続く。
あるお医者さん。政治に専念している。
本当に医者が好きなら、医療活動に専念する。
政治にエネルギーを使わない。
ある弁護士。タレント活動に専念する。
本当に弁護士が好きなら、弁護士活動に専念する。
ある有名人。いつも華やかなパーティーをしようとする。
何のためにするのか?
淋しい人ほどパーティーをする。しかしパーティーの後は
すぐに居場所がなくなる。
大人になってからも自分探しをしている人は、
みんな今と違うところに行きたい。
今の自分を変えたい。何かを変えたい。
みんな砂漠の中を歩いている。それでも表面的にうまくいっている。
つまり社会的にはある程度の立場になっている。
しかし自分の今いる位置が分かっていない。
自分探しの旅を終えることが出来ない人は、自分はこういうことが
出来るのではないかということを選択できない。
周りがその人を「凄い!」と言わないからである。
比喩的に言えば、自分探しの人は登山の格好をしている。
皆が登山の格好をしているから。
「どこ行くの?」「分からない」それが自分探しの人である。
自分探しの人は、自分にとって誰が必要だか分からない。