悩みの解決に特別な方法はない
人に解決してもらおうという安易な姿勢が、いつまでも悩みを長引かせる
ただ悩んでいたって、悩みは解決しない。
その悩みは悩みとして、何か建設的なことを始めれば、気がついた時には、
その問題では自分が悩まなくなっている。![]()
そうした意味では、悩んでいる人は自分の人生の目的がわかっていない。
その問題が自分を悩ませているのではなく、自分の依存心、自己中心性が
原因で悩んでいるのである。![]()
同じ問題を抱えながらも、悩んでいない人はたくさんいる。
自分が変わらないで、悩むことから解放されようとしても無理である。
悩み事そのことが問題ではなく、その問題を悩みにしてしまう
自分の依存心、自己中心性が問題なのである。
すると悩んでいる人は、「依存心を無くすにはどうしたらいいですか」と
聞いてくる。![]()
悩んでいる人が「依存心を無くすにはどうしたらいいですか」と聞く時には、
自分が努力しないで、一度に依存心を無くす方法を聞いているのである。
そんなものがあるはずがない。![]()
心が健康になるためには、健康になる過程がある。
毎日の生きる姿勢の積み重ね以外に、悩みを解決する方法があるはずもない。
悩んでいる人は「魔法のようなもの」と要求するから、
「毎日の生きる姿勢の積み重ね」などという回答は受け入れられない。
また、自分にだけ特別な方法を要求するから、例えば本に書いてあるようなことや
常識的なことでは満足できない。![]()
本に書いてあるようなことでは他人にも適用されるからである。
悩んでいる人は悩みの解決として、他人は知らない自分だけが知っている、
特別に安易な解決方法を要求するのである。![]()
誰も知らない薬を飲んで病気を治すような方法を求める。
そしてまた、人に解決してもらおうという安易な姿勢が、
いつまでも悩みを長引かせる。![]()
言ってみれば、自分のしたことの責任を逃れる方法を
教えてくれというのが、悩んでいる人の相談である。![]()
例えば、ある奥さんは好きな人ができた。どうしたらいいかと悩んでいる。
いくら悩んだって、解決などできるはずもない。
悩みを解決するには、「選択すること」である。
選択をすれば悩みは解決する。
悩んでいる人は、あることの結果として自分が悩んでいることを認めない。
そして「私は不幸だ」と訴える。![]()
悩んでいる人は「私なんか」と口では言いながらも、自分を世界の中心に置いている。
だから、行く先々でトラブルを起こしては、悩む。
「私の悩みは私の悩みであって、他人には関係ない」ということがわかると
悩みから解放される日も近いということなのである。
アンビシャス。のカウンセリング
蓄積された敵意の放出
肉体的病気は、多くの場合自覚症状がある。
胃が痛いなら胃が痛いという感覚はある。
ガンでも何でも重傷になれば、自覚症状はある。
しかし、心の問題は重傷になっても自覚症状がない。
しかし、実は悩みは症状なのである。![]()
咳をする、鼻が詰まる、それらは風邪の症状である。
同じように悩みは何かの心の病の症状である。
心に問題を抱えた人は、自分の中にどれだけ大量の敵意が
溜まっているかに気がついていない。その自覚症状が全くない。
しかし敵意が限界点を超えてしまった場合には、何かの対象を
見つけてその対象に向かって敵意を放出する。![]()
中には正義を盾にして社会に向かって幼い頃から溜まった敵意を
放出する人もいる。
中には身近な人に向かって直接敵意を放出する人もいる。
それが時には家庭内暴力、DVにもなる。![]()
親がやさしい子供に向かって溜まった敵意を放出する時もあるし
逆に子供が親に向かって溜まった敵意を放出する時もある。
何かにやたら酷く腹を立てている時は、対象無差別に敵意を
放出している時である。
放出しようとしてできない敵意や憎しみもある。つまり自分の中に
溜まった敵意を放出したらその大切なものを失ってしまう。![]()
しかし溜まった敵意を放出しなければ生きていけないほど敵意が激しい。
そうなればもうどうにもできない。![]()
そうした時に、苦しい、辛いと叫ぶことで間接的に敵意を放出する。
ただ叫んでいる本人は敵意を放出しているとは気がついていない。
目の前の現実が気に入らないだけだと考えている。
心の病は自覚症状がないだけに気がつくのも遅く厄介なのである。![]()
この敵意を本人に気づいてもらい、放出するお手伝いがカウンセリングだと考える。
こちらから、あーすれば、こ-すればというのは簡単である。![]()
しかし、それでは一時的に効果はあっても、本人の自信とも結びつかず効果は薄い。
そのためには一回では無理、人により回数は違うが複数回カウンセリングを
受けていただいたほうが良い。
肩が凝って指圧に行く。その時は軽くなっても、また時間が経てば肩は凝る。
それと同じである。
こちらが温かい無関心をもって接していれば、お客さん自身が何かに気づき
何かが変わってくる。そして心は軽くなる。
人生の行き先がわかる
心理的成長の度合い
自分の人生のエネルギーを創造の方に向けるか、妬む方向に向けるか、
愛する方に向けるか、憎む方に向けるか、要求するほうにばかり向けるか
どちらで生きるかはその人の選択である。![]()
どちらに向けるか、その選択に影響するのがその人の心理的成長の
度合いである。
だからその人の心理的成長の度合いで、その人の人生の行き先はわかる。
不幸に行かないよう気をつけよう。![]()
こんなことをしていると自分の人生のマイナスに行くと
気がついたら行く先を変えることである。
つまり愛情を大切にして生きようとすることである。
愛情によって人は心理的に成長する。