愛するからには励まさないでいられない
斜に構えた人達は努力しないで欲しいものを手に入れようとする人達である。
だからお互いに努力するように相手を励まさない。
「生きよう、頑張ろう」がない。人は触れ合うことで心が鼓舞される。
表面的に交際上手で社会的な人というのは、ウラの社会の知識をひけらかし、
最初は人当たりがいいので、若い人は良い友人・先輩と混同する。
ウラ社会のことをたくさん知っていることが「知っている」ことではない。
そして何よりも「知っている」ことが多いということと、自分がその人から
教えられることが多いとは違う。
自らの体験を語れる人から、私たちは教えられることが多い。
そしてこうしたウラ社会のことをたくさん知っている人は、人を励まさない。
困難と闘うように相手を勇気づけない。
また、表面的に交際上手、社交的な人というのは、知識をひけらかし、
一見、人当たりが良いから、良い人と混同しがちである。
そしてお説教臭いことを言う。
お説教臭いことばかり言う人は、よく行動を見てみることである。
怠惰であることが多い。
「熱意は伝染する」という。逆もまた同じである。
お説教ばかりで、自分では実際に何もしていない人や、
ウラ社会のことをたくさん知っている人と一緒にいると、
自分も「やる気」を失くす。無気力も伝染する。
だから、「私もあの人のように頑張ろう」という気持ちになるような人を友達に選ぶことである。