休むこともまた生きることである
生きることに疲れたあなたは、いま頑張ることで物事を解決しようとしてはいけない。
休むことで解決しようとすることである。
だから、もう何もできなくなって休んでいるあなたはそれでいい。
間違ってはいない。あなたは全速力で生きてきた。
人は頑張ったり、疲れて休んだりしながら成長していくのである。
頑張るだけで成長していくのではない。
頑張ることも生きることだけれど、休むこともまた生きることなのである。
生きることに疲れたあなたは、努力するとか、耐えるとかいうことを
無条件に望ましいとしてきたことが間違っているのである。
無理をしても「そのことをすることは望ましい」としてきた価値観が間違っているのである。
「私は真面目に生きてきた、私は必死になって努力してきた、
それなのにいいことは何もなかった、ただただ辛いだけだった」という人は
基本的なことで間違っていたのである。
頑張ることだけでは何も解決しない。
生きることに疲れたあなたにいま必要なのは、努力でも頑張りでもなく、
休むことであり、この機会に生き方を変えることである。
あるいは人を見る目を変えることである。肯定的なことに目を向けることである。
努力と意志だけでは物事は解決しない。上手に生きる知恵が必要である。
そうすれば、自分には明るい素晴らしい人生が必ず待っていると信じることである。
肯定的なことに心を向ければ、暗い顔をしていたのが、明るい顔になり、何かが違ってくる。
生きる姿勢を変えれば、周囲に集まる人も違ってくる。