自分で自分に問えば見えてくること
「今の自分を好きですか？」と聞かれたらどう答えるだろうか。
どう答えたら良いのか分からない人もいるかもしれない。
そんなこと考えたことないと答える人もいるだろう。
質問の意味が分からないと答える人もいるだろう。
その時、好きか嫌いか明確な答えを出さないけれども、「今私は苦しんでいる」と
答える人がいる。そういう人はたいてい自分のことが好きではない。
そして、そう答える人は、自分で自分を苦しめている。
何故そんなに苦しいのか、何故そんなに焦るのか。
それは自分が欲を出しているからである。
「もっと～が欲しい、もっと偉くなりたい、もっとモテたい」などである。
では、何故そんなに欲を出すのか。
それは「あの人には負けたくないから」「あの人が高価な物を買ったのに自分が買えないから」
「あいつが昇進したのに自分が昇進できないから」などである。
では、なぜ周りの人がそんなに気になるのか。
それは自分が自分の望みを持っていないからである。
他人とは関係なく、自分で「何かしたいなあ」と思うことがないからであろう。
このように、色々と自分に問いかけていくと、最後に自分の自信なさにたどりつく。