努力しても何も変わらないのであれば努力する気にはなれない

生まれついて裕福な人よりも、貧しい環境に生まれて努力して豊かになった人の
ほうが幸せである。

努力が報われるか、報われないかが、幸せには重要である。

逆境に生まれて頑張って心理的に成長した人のほうが、もともと心理的に
恵まれて成長した人よりも幸せである。

幸せになれるかなれないかは、自分の努力が有効であるかどうかが問題である。
努力しても何も事態は変わらないという絶望感が、人を不幸にする。

自分の努力は、幸せと不幸とは関係ない、成功と失敗とは関係ない。
これでは人は努力する気にならない。

「努力しないで成功する方法」という類の本が巷ではあふれているが、その内容は
不幸になる方法である。

豊かな時代でも、不幸な人は不幸。
大切なのは、豊かな社会か豊かでない社会かではなく、努力が報われる社会か、
報われない社会かである。

そして人間の努力は、方向を間違えなければ報われる。
ただ方向を間違えると、悲劇になる。