本当の優しさ
相手のためにと思って行動したとき、本当の思いやりからの
行為かどうかは、その後の自分の気持ちで分かる。
相手に尊敬の念を抱き、相手が自分にとって大切な人なら
行動の後、満足感が広がる。
相手が喜んでくれて素直に自分も嬉しい気分になれるのは
純粋に優しい気持ちを持った「親切心」から行動している。
親しいけれど、何故か行動の後、不満が残る。
この場合は、優しい気持ちで行動するのではなく、相手に
対する「恐怖心」から行動しているので不満が残る。
良く思われたいと迎合しているか、
断りにくいとか、一度親切にすると押し付けがましく
頼んでくるとか、色々理由はあるだろう。
自分にとってその人は親しい人ではなく、
恐怖心を持った付き合いにくい人である。
親しくしているつもりでも心の中は親しい人と感じていない。
恐怖心を抱いている人を親しい人と思い込み付き合うのは
ストレスが溜まるだけである。