イヤだと感じたらイヤと言ってみる

実際の感情を偽って、好かれるために「よい妻」を演じる奥さんがいる。
心の底に憎しみがありながらも、時には「あなたが好き」と言う。
別れるのが怖いからである。

「よい妻」は夫に執着している。
執着すれば欲が出て、「この夫についていけば、うまく生きていける」と
ずるくなり、「よい妻」を演じながら自分の要求を通そうとする。

好かれたいのなら、嫌いと感じた時には「あなたなんか嫌い」と
言ってみることである。

そう言った後で、「何かが違う」と感じることがある。
それは心が触れあったのである。

相手とばかりではなく、自分自身とも触れあったのである。
多くの夫婦は、怒りが愛を破壊すると恐れて怒りを抑えるが、
時には怒りが愛を育てることもある。