自分に問いかける

あなたは「今の自分を好きですか?」と聞かれたらどう答えるであろうか。
中には、どう答えたら良いのか分からない人もいるかもしれない。
そんなこと考えたこともないと答える人もいるだろう。

明確な答えは出せないけれども「今、私は苦しんでいる」と答える人がいる。
そういう人はたいてい自分のことが好きではない。そして、そう答える人は
自分で自分を苦しめている。

また、「今、私は悲しんでいる」と答える人も、自分で自分を悲しませていることが多い。
では、何故そんなに苦しいのか、何故悲しいのか、何故そんなに焦っているのか。
それは自分が欲を出しているからである。

「もっと給料が欲しい、もっと偉くなりたい、もっとモテたい」などである。
では、何故そんなに欲を出すのか。

それは「あの人に負けたくないから」「あの人が高価なテレビを買ったのに、自分が買えないから」
「あいつが昇進したのに、自分は昇進できないから」である。

では、何故周りの人がそんなに気になるのか。
それは自分が自分の望みを持っていないからである。
他人とは関係なく、自分で「何かしたいなあ」と思うことがないからであろう。

このように、色々と自分に問いかけていくと、最後に自分の自信のなさにたどり着く。