性格の不一致

離婚の時によく言われるのが、「性格の不一致」である。
しかしその人が「私は、この夫と合わない」とか「私は、この妻と合わない」
とか思っているが、実は誰とも合わないということがある。

誰と結婚してもうまくいかない人と、たまたま選んだ相手とうまくいかない人がいる。
誰と結婚してもうまくいかない人が、うまくいく結婚相手を探しても
見つかるワケがない。無理である。

要するに、その人は相手と性格の不一致が原因で離婚をしたのではなく、
誰とも共同生活をするということが出来ない人間だから離婚したのである。

そもそも二人で助け合いながら生活を築き上げていくということが出来ない。
そういう人が、離婚をするときに、性格の不一致と言っていたら、何時になっても
幸せな結婚生活は出来ない。何度離婚しても幸せにはなれない。

離婚原因を、自分と合う人と出会っていないからだと考えていたのでは、
何時になっても幸せにはなれない。

幸せになるためには、新しい相手を探すのではなく、自分の心の中を見つけなければならない。

しかし本当に性格の不一致なら何度離婚してもいいだろう。
たまたま選んだ相手とうまくいかない人は、うまくいく結婚相手を探せばいい。

何時しか配偶者探しは成功する。努力は実る。
この二人の配偶者探しは別のものである。