正しい言葉使い

言葉と心の病とは、深い関係がある。
だから、日常生活で必要な言葉を増やしていくことは重要である。

人の言葉でホッとしたり、気持ちが楽になったりする。
また、言葉で励まされたり、喜びを膨らませたりすることができる。

その反対に、言葉が汚いと相手を傷つける。
相手はショックを受けた言葉で憎しみを持つようになる。

言葉が汚く乱暴だと相手が怖がり、友達の数も限られしまい、孤立し易くなる。
乱暴な言葉に応じることができる相手は、乱暴な言葉を
使い慣れている人であろう。

そのような人間が集まると、悪い知恵を働かせて事件を起こすようになる。
汚い言葉を使うと心が暗い方へと入っていく。

そして待ち受ける日常は、仕事に就けない、友達ができない、
孤独と貧困に悩むといった環境を作ってしまう。

汚い身なりで、草履を引きずっている人に言葉をかける気はしない。
印象として怖さを感じるから、言葉をかけたいとは思わない。
だらしない格好をして美しい日本語を話せる人は少ないだろう。

言葉は正しく、美しく使うものである、
言葉をきれいに使える人には、きれいな人が多い。
男性の場合は、紳士が多い。それは言葉が人を作っているからである。

美しい言葉が流れているのを耳にすると、気分が良く、
冷静な判断ができる。

また、言葉を正しく話す努力は、近い将来の自分に夢と自信をくれる。
誰にでもできる生活改善と心の改善は、正しく美しい日本語を話すことからである。