カウンセリング

ある恋愛

2019.01.25

お互いに好きでありながら挫折した

男性は性的能力が強くなければ恋人を引きつけておけないと思い込んでいた。
相手の女性はそのように望んでいると、相手の女性の欲求を
勝手に決めつけていた。

女性のほうは女性のほうで、女は性的に感じる女でなければ
男に捨てられると思い込んでいた。

自分の恋人である男性の望む女は、性的に感じる女であると、
これまた勝手に決め込んでいた。

お互いに相手の期待にそう男と女を演じようとした。
そしてそれを演じられなかったらどうしようと、会う前から
心配していた。

そしお互いに生きるか死ぬかのような気持ちでセックスをした。
女性は必死で感じる女を演じた。男性は緊張で倒れそうなほど
必死で性的強さを誇示しようとした。

お互いに相手の気持ちなど全く思いもよらなかった。
男性は挫折して神経症的自尊心が傷つき、女性から離れようとした。

そしてその恋愛は終わった。
お互いに好きでありながら恋愛は挫折した。

彼らにとってお互いに最も重要なことは、
自分が相手から気に入られることでしかなかった。

最も重要なことは、相手に対する思いやりではなかった。
そしてお互いに相手の望みを叶えることは、相手から
気に入られるための方法でしかなかった。

結局自分に対する執着が強すぎて、相手を理解できなかった。
男性は死にたいほど神経症的自尊心が傷ついた。そこで別れたのである。

しかし女性のほうは、そのときに男性が不能であったことに
気がついていなかった。

男性も女性が女としての劣等感から必死に演技していたことに
気がついていなかった。そして女性は自分が捨てられたと思った。

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