否定すれば会話は途切れてしまう

相手の発言に「なるほど」「そうね」と肯定すれば、会話はそこから始まる。
逆に「でも」「だって」と否定すれば、そこで会話は途切れる。

例えば「この前の週末、~で桜が満開でした。すごくきれいでした」と
明るい表情で話してくれた人に対して、

「でも、うちのほうはまだ全然咲いてませんよ」と答えると、
そこで会話は終わってしまう。

 

会話をするときは、最初から「でも」「だって」という言葉を
使わないようにするだけで、人間関係は変わってくる。

もう一つ言ってはいけないのは、「揶揄」「嫌味」「皮肉」である。
これらはチクチク人を刺すので、言われた人との距離はどんどん離れていく。もうやだ~(悲しい顔)

 

例えば、恋人に対してこんな言葉を投げかけたとしよう。
「そんなに仕事が好きなら、仕事と結婚したら?」

これは、おそらくかわいさ余って言ったのであろうが、
言われた相手はチクチク刺された痛みで逃げてしまい、どんどん距離は離れていく。

発した人の意思とは逆の働きしかしない言葉である。
「嫌味」や「皮肉」でチクチク刺せば、ひと刺しごとに相手は離れるということを
覚えておいたほうがよい。

 

「なるほど」「そうね」で始まる会話、
「でも」「だって」で途切れる言葉。

自分の発言から「でも」や「だって」を取り去る。
「揶揄」や「嫌味」や「皮肉」を言わないようにする。

それだけで、まわりの世界は変わってくる。